今回の著者は、実際に広告会社に勤めた経験がある人で、広告会社を舞台にした推理小説を書いたようだ。
題名のPublicitueurは、publicitéが「広告」で、tueurが「殺人者」だから、「広告殺人者」とでも訳したらよいのだろうか?
私も広告会社に勤めているので、少し興味をもって動画を見てみた。



インタビューの内容はざっと下記のような感じだ(いつものとおり、完全に聞き取れない部分があるし、聞き取りが間違っている可能性はある)。

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- あなたは2冊名の小説をお書きになりました。タイトルからわかるように推理小説だと思いますが、なぜ推理小説を選んだのですか?

polar :(話)推理小説 (正式にはroman policierという)

著者:まず、私が本を書く場合、アクションやサスペンスがないと、読者を眠らせてしまうのではないかという恐怖感がありますし、自分も眠ってしまいそうになります。そのために、推理小説が一番私の目的に適しているのです。また、私は広告会社で単なるアシスタントからコピーライター、コミュニケーション・コンサルタント等かなり高いレベルの地位まで経験しており、この小説は私がよく知っている広告の現場を舞台にしています。

endormir :眠らせる
s'endormir:眠り込む
Je risque de m'endormir moi-même :自分も眠り込んでしまう危険があります。(risque de の部分は非常に軽く発音しているので聞き取りにくい)

concepteur-rédacteur :日本でいう「コピーライター」のことのようだ。

- あなたは、コピーライターだったと書かれていますが。

著者:大体正確に書いているつもりです。私は、(広告表現の)柔軟性がある部分や、ユーモアをたくさん使って、時に物事を快いものに変えることができるのが好きなのです。

- 登場人物のことについて少しお話したいのですが、登場人物が実在の人物のように思えます。彼等は実際にいるのですか?

著者:そのような質問があるのではないかと思っていましたが、まったく違います。彼等は私がこれまで遭遇してきた人たちをカクテルのように混ぜ合わせたもので、広告会社の典型的な人々が含まれていますが、全ては全くの創作や想像にすぎません。

Je m'attendais un peu à cette question. :そのような質問を予期していました。
croiser :遭遇する

- 登場人物についてですが、この小説の主人公はあなたですか?

著者:違います。これは自伝的な小説ではありません。確かに、この主人公に大きな共感は感じてますが、私はどちらかというと、主人公のアシスタントであるアルチュールや、警視のアンヌ・マルタンのほうがずっと好きです。

de loin :ずっと
lieutenante de police :警察代理官(どのような職位かよくわからないが)

- 警察代理官のアンヌ・マルタンは実在するのですか?
(インタビュアーは、lieutenante de policeでなく、capitaine de policeと言っている)

著者:もちろん。この本は、彼女に捧げたものです。

dédier :(本などを)捧げる
Je lui ai dédié ce livre.:私はこの本を彼女に捧げました。

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「登場人物は実在の人物ではない」と著者が言っているのに、インタビュアーはいつまでも、主人公はあなたか、とか、警察代理官は実在か、などとしつこく聞くので、最後は著者も根負けして(?)、「実在しています」と言ってしまったようだ。


Le publiciteur
Le publiciteurJean-Pierre Lenardeux

L'Harmattan 2014-10-08
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